進化するヨシムラ、60周年の誓い

つい最近、ヨシムラ50周年の思いを語ったつもりでしたが、あれから10年が過ぎた今、ヨシムラのチャレンジは次の10年を見据えています。それを、次の言葉に表してみました。

ヨシムラスピリッツ(イズム)の基本は変わらない。

*レース活動への拘りとそれを基本とした「物作り」の姿勢。更なる、付加価値・ブランドの追求と創造
*幅広いユーザーに納得して貰える価値(性能、デザイン等)への挑戦。「継続は力也!」
*60年の経験で培った「知恵」を継承し世界へ貢献していく。

しかし、この10年は世界の二輪業界には大きな変化がありました。それは、日本の二輪メーカーが海外生産を本格化したことです。それに呼応してモータースポーツも海外での活動が主体になってきました。
その分、日本国内マーケットは一人取り残された状況でした。しかし、ここに来て二輪環境にも変化が起こっています。いわゆる、世代交代と価値観の変化で2011年を「底」に新車の販売台数も回復基調にあります。バイクが社会的な「悪」から「善」に認められる様になって来た事ではないでしょうか。

ヨシムラは2014年10月にアメリカに続き、第二の海外工場を東南アジアのタイ王国に設立いたしました。それは、ヨシムラは現在世界最大のマーケットであるアジアの人々にもっとバイクの楽しみ方を知って貰いたいからです。
「ヨシムラ」ブランドは、全世界のユーザーの皆さんが我々に下さった「宝」だと云う事を胸に秘めて、次の10年尽力して行こうと思っております。
ご期待下さい。

組織図